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売れるエステチラシの作り方は?手書きで集客できる自宅サロン型デザイン完全ガイド【対談動画あり】

手書きの売れるエステチラシ

小さなサロン構築専門家の鈴木夏香です。

「チラシを作っても、なかなか反応がない…」そんなふうに感じている方も少ないと思います。

実は、“行きたくなる売れるチラシ”には共通点があります。

それは、デザインの上手さではなく「伝わり方」に温度があること。

印象的な写真やキャッチコピーも大切ですが、お客様の心を動かすのは、「この人に会ってみたい」と感じる“信頼の温度”です。

この記事では、自宅サロンや小さなエステでも実践できる、手書きでも集客できるチラシづくりのコツを徹底解説します。

特別なツールや高価なデザインソフトは不要。紙とペン、そして「想いを伝える視点」があれば十分です。

さらに20年以上サロン経営を支援してきた佐々先生との対談動画もご紹介します。

この記事の4つのポイント
  • 📌行きたくなるエステチラシの“心理的な仕組み”がわかる
  • 📌手書きでも信頼が伝わるチラシデザインのコツを学べる
  • 📌自宅サロンに合ったコピーや色・紙質の選び方を知れる
  • 📌対談動画で「売る」ではなく「伝える」考え方を学べる

 

*鈴木夏香の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください

目次:お好きなところからお読み下さい

売れるエステチラシは“デザイン”より「感じ方」で決まる

行きたくなるチラシとは?「売り込み」ではなく「共感」の設計

「チラシ=宣伝」と思われがちですが、本当にお客様が“行ってみたい”と感じるチラシには、共通する“温度”があります。

🌿それは、「あなたの想いに共感したから」という“感情の動機”です。

多くのサロンが失敗するのは、「安い」「限定」「今だけ」といった数値訴求だけで終わってしまうこと。

反応率は一瞬上がっても、リピートや信頼にはつながりません。

🩷「行きたくなるチラシ」は3つの共感軸でできています。

内容 伝わり方の例
感情 心に響く言葉で「自分ごと化」 「最近疲れやすいあなたへ」
共感 サロンの想いと重なるストーリー 「私自身も昔は肌トラブルで悩んでいました」
信頼 実際の施術・空間から生まれる安心感 「完全予約制・女性専用・1日3名限定」

デザインよりも、「あなたが誰に、どんな気持ちを届けたいのか」を先に決めること。それが“手書きでも伝わるチラシ”の第一歩です。

自宅サロンでも反応が取れる手書きチラシの特徴

「手書きだと安っぽく見えるのでは?」
──そう感じる方も多いですが、実際には“温かさ”と“誠実さ”で差がつきます。

🖋反応が取れる手書きチラシの3原則

  1. 読みやすさ重視:装飾文字よりも“丁寧な筆跡”で信頼感を。

  2. 余白を活かす:びっしり書くより、呼吸できるレイアウト。

  3. 心で書く一言:キャッチコピーよりも“人の言葉”を。

良い例 vs 悪い例

項目 良い例(反応が出る) 悪い例(反応が落ちる)
トーン 「お会いできる日を楽しみにしています」 「今だけ割引実施中!」
構成 写真+手書きコメント 印刷テンプレだけ
見た目 白背景×余白多め 装飾過多・文字詰めすぎ

💡「上手く書く」より「気持ちを込める」。それが“行きたくなるチラシ”を生む最大のポイントです。

チラシで伝えるべきは「施術」ではなく「体験の余韻」

「60分コース」「小顔・美肌効果」──
チラシでよく見かけるフレーズですが、本当にお客様が求めているのは「施術内容」ではなく、“施術後の気持ち”です。

🪞体験訴求に変換する3ステップ

ステップ 書き換え方 例文
① 事実を書く 「リンパマッサージでむくみを取ります」 ✖ 事務的
② 感情を添える 「脚が軽くなり、気分も前向きに」 △ 伝わり始める
③ 物語で包む 「“久しぶりにスカートをはけました”そんな声を多くいただきます」 ◎ 行きたくなる

💬心理のポイント

  • 人は「変化」よりも「共感」で動く。

  • “誰かの体験”を通して、自分の未来を想像できる構成がベスト。

🌷つまり、「技術」ではなく「感情の余韻」を届ける。それが、“チラシを見て足を運ぶ”最大の理由になります。

エステチラシに使える“感情ワード”の作り方

「チラシにどんな言葉を書けばいいのかわからない」
──そう悩むサロンオーナーさんは多いはずです。

ですが実は、“反応がある言葉”は決して派手ではありません。

お客様の感情をそのまま言葉にしたものこそが、最も心に届くコピーになります。

💫1. 感情ワードは「前」と「後」のギャップから生まれる

お客様の頭の中には、来店前と来店後の「気持ちの変化」があります。
そのビフォーアフターの感情ギャップを言葉にすることで、共感と行動が生まれます。

タイプ 来店前の気持ち 来店後の気持ち 感情ワード例
美容系 鏡を見るのがイヤ 自分を好きになれた 「自分を大切にしたくなる時間」
疲労系 頭も体も重い ふっと軽くなった 「心までほぐれるひととき」
リラックス系 緊張していた 安心して眠れた 「“ただいま”と言いたくなる空間」
  • 効果ではなく「気持ちの変化」を書く。

  • 「〇〇したくなる」「〇〇を思い出す」など、“行動を促す感情動詞”が最も強い。

🌿2. 感情を動かす言葉のテンプレート3選

テンプレート 使用例 効果
「〜なあなたへ」 「最近、自分の時間を後回しにしているあなたへ」 自分ごと化を促す
「〜な瞬間に」 「ふと鏡を見た瞬間に、嬉しくなる自分へ」 ビジュアル想起
「〜を取り戻す」 「眠っていた“自分らしさ”を取り戻す60分」 感情の回復を訴求

🩷プロの書き方ワンポイント

「きれいに」「癒される」ではなく、「○○したくなる」「○○を感じる」など
“主語をお客様”の言葉に変えるだけで、一気に共感度が上がります。

✍️3. 手書きチラシに映える「感情語」ベスト20

癒し系 美容系 信頼系
ほっとする 自分を好きになる 丁寧に寄り添う
深呼吸できる 鏡を見るのが楽しみになる 安心して任せられる
やさしい香り ふんわり笑顔になる 気持ちに寄り添う
ゆるむ 自信が戻る 心が軽くなる
溶けていくような時間 手をかけたくなる肌へ 何度も通いたくなる

🌸感情ワード=「あなたのサロンの声」。SNSのレビューやお客様の言葉から拾うのが一番の近道です。

写真・色・紙質が伝える「サロンの世界観」

チラシを見た瞬間に、「このサロン、なんか好きかも」と感じてもらえる。
──その印象を決めるのが、写真・色・紙質の“世界観統一”です。

💎1. 色で伝える「感情のトーン」

印象・心理効果 向いているサロンタイプ
ホワイト×ベージュ 清潔感・信頼・自然 自宅・ナチュラル系
ピンクベージュ 柔らかさ・女性らしさ リラクゼーション系
グリーン×ブラウン 安心・安定・癒し アロマ・整体系
グレー×ゴールド 上質・特別感 エイジングケア系
ブルーグレー 知的・洗練・落ち着き フェイシャル・美容整体系

💡コツ:色は「自分が好き」より「お客様が安心できる」で選ぶ

🌷2. 写真で“施術の瞬間”よりも“空気”を写す

上位記事の多くが「モデル写真」を使っていますが、実際の集客で反応が高いのは“サロンの空気を感じる写真”です。

🪞おすすめ写真構図

  • 光が差し込むベッド周り

  • 手元の施術(表情よりも“丁寧さ”)

  • お客様のリラックスした姿(後ろ姿でも◎)

  • 花・タオル・アロマなどの静物写真

📸NG例

  • フリー素材っぽい人物モデル

  • 背景が暗い・物が多い

  • 写真に文字を重ねすぎる

🌿写真は“説明”ではなく“共感”を生むツール。見た人が「ここに行きたい」と直感できる1枚を選びましょう。

🪶3. 紙質で“サロンの質”を伝える

「印刷より手渡し」の時代だからこそ、紙の質感も信頼を生みます。

紙の種類 特徴 向いているサロン
マット紙 やわらかく上品 癒し・自然派サロン
コート紙 つやがあり明るい 美容・若年層向け
厚手上質紙 高級感と安定感 大人女性・高単価系

💡紙の選び方のコツ

  • 迷ったら「肌の質感」と合わせる。

  • “触れた瞬間の心地よさ”をチラシでも再現。

💬“世界観の統一”とは、デザインではなく「感じ方の統一」。手に取った瞬間に「このサロンの優しさが伝わる」──それが理想のチラシです。

「行きたくなる」導線を作るQR・LINE配置のコツ

せっかく良いチラシを作っても、「QRが見づらい」「LINEを登録する理由が弱い」というだけで反応は半減します。

導線設計のコツは、「クリックではなく自然な流れでつながること」です。

🌿1. QRコードの位置=視線の“出口”に置く

📍人の視線は「左上 → 中央 → 右下」に動きます。
したがってQRコードは、右下または裏面下部がベストポジション。

配置場所 効果 注意点
右下 最後に視線が流れる自然導線 アイキャッチの真下には置かない
裏面下部 読後に安心して行動できる 情報過多にならないよう余白を確保

💡QRの上に小さく書くと効果的な一言

🌸「ご予約・お問い合わせはこちら」
「LINEから24時間OK」

🌸「誘導」ではなく「案内」。
“押しつけずに導く”トーンが、行動率を高めます。

💌2. LINE誘導は“信頼を預ける言葉”で

LINE公式を入れるときは、単なる「便利さ」ではなく「安心してつながれる」理由を添えると反応が上がります。

🩵おすすめ文例

  • 「無理な営業は一切ありませんのでご安心ください」

  • 「1日3名様までの完全予約制です」

  • 「LINEではご予約・ご相談をいつでも受け付けています」

💬登録率を上げるキーワード:「安心」「いつでも」「相談」「予約」「丁寧」
→ これらを自然に盛り込むと、“信頼の窓口”としてLINEを感じてもらえます。

🌷3. チラシ→LINE→来店の“心理導線”をつなげる

「見た → 保存した → 登録した → 行ってみたい」という自然な流れを生むためには、“段階的に信頼を積む”ことが大切。

ステップ 行動 チラシでの工夫
① 見る 興味を持つ 写真・色で印象形成
② 保存 手元に置く 心に残る一言を添える
③ 登録 安心感を得る 丁寧な誘導文+LINE案内
④ 来店 実際に行動 信頼を感じる一貫した世界観

🌼QRやLINEは「テクニック」ではなく「信頼の橋渡し」。それが、“行きたくなる導線設計”の本質です。

手書きでも“売れる&伝わる”チラシデザインの実践ステップ

売れるチラシの基本構成テンプレート(見出し+信頼+共感)

本当に反応を取るには、感情の流れに沿った構成を意識することが大切です。

🩷行動心理に基づいた5ステップ構成

ステップ 内容 チラシ内の位置 目的
①キャッチコピー 感情を引きつける言葉 最上部中央 「私のことだ」と思わせる
②共感メッセージ お客様の悩みに寄り添う キャッチ下 心の距離を縮める
③信頼要素 実績・写真・理念など 中央部 安心して選べる理由を提示
④体験価値 “どんな気持ちになれるか”を伝える 下部 来店後をイメージさせる
⑤行動導線 QR・LINE・電話番号 最下部右側 行動を優しく後押しする

💬例文構成(自宅サロン向け)

🌷キャッチコピー:「疲れを“整える”時間、つくりませんか?」
💌共感文:「仕事も家事も頑張る毎日。そんなあなたが安心して力を抜ける場所を作りました。」
💎信頼要素:「1日3名様限定・女性専用・セラピスト歴10年」
🌿体験訴求:「“また頑張れそう”と笑顔になれる方が多くいらっしゃいます。」
📱導線:「LINEから24時間ご予約OK」+QR配置

🪶手書きチラシ用レイアウト(配置の黄金比)

エリア 要素 ポイント
上1/3 キャッチ+写真 目を引く「想いの言葉」
中1/3 共感+信頼 一番読み込ませるゾーン
下1/3 行動導線(QR・連絡先) 余白を多めに“安心の出口”を演出

🩵余白は“沈黙の信頼”。文字で埋めるより、空気で伝える方が印象に残ります。

🎥 サロンチラシが「売れる」ではなく「伝わる」理由とは?

こちらは20年以上サロン経営を支援してきた佐々先生との対談動画です。あわせて参考にしてください。

自宅サロン向けチラシレイアウト(スペース配分の黄金比)

「デザインが苦手…」「手書きだとバランスが難しい」
──そんな方でも大丈夫です。

チラシの見やすさは“センス”ではなく配置の比率で決まります。

💎1. 黄金比レイアウト(6:3:1の法則)

自宅サロンに最適なチラシ構成は、
上部6割=「共感と信頼」/中部3割=「メニュー」/下部1割=「導線」。

エリア 内容 目的 ポイント
上部(6割) 写真+キャッチ+想いの言葉 共感・印象形成 見開きで“感情をつかむ”
中部(3割) メニュー・料金・施術写真 具体性・安心 文字詰めすぎず「余白×図」
下部(1割) QR・LINE・予約先 行動導線 視線を右下に流す配置が◎

🌿黄金比は“見るリズム”。バランスよく余白を残すほど、“丁寧な人”という印象を与えます。

🪞2. 手書きチラシの視線誘導マップ

【1】キャッチコピー・写真(視線の入口)

【2】共感メッセージ・理念(心の共鳴ゾーン)

【3】メニュー・価格・体験文(情報ゾーン)

【4】QR・LINE・電話番号(行動の出口)

  • 「左上→右下」に向かう目線を意識。

  • 右上に“空白”を残すと、全体に呼吸感が生まれる。

🌷3. 自宅サロンに合うチラシの紙面トーン

サロンタイプ おすすめレイアウトトーン NG例
リラクゼーション 余白多め・曲線的配置 枠で囲みすぎ
美容・フェイシャル 直線的・洗練構成 装飾過多・色が多い
アロマ・自然派 手書きイラスト+柔色背景 濃色文字・写真多すぎ

🩵“見やすさ”=“信頼感”。手書きチラシは、デザイン性より“整って見えるリズム”を重視しましょう。

🌸伝わるキャッチコピーの書き方(行動を促す心理ワード)

キャッチコピーの目的は「目立つこと」ではなく、“読むきっかけ”をつくること。

1枚のチラシで伝えられるのは1メッセージ──だからこそ、「何を感じてほしいか」に絞ります。

💫1. 人が反応するキャッチの3原則

原則 内容 例文
感情喚起 気持ちが動く言葉を入れる 「自分を後回しにしていませんか?」
未来提示 来店後の変化を描く 「“また頑張れそう”と思える60分」
共感の一言 相手の言葉を借りる 「ここに来ると、心までほぐれる」

🩷反応率の高いキャッチコピー=感情(Feeling)+行動(Action)+信頼(Safety)

🌿2. 反応が高いキャッチコピー例(サロン別)

サロンタイプ キャッチ例 訴求ポイント
エステ・美容 「鏡を見るのが楽しみになる肌へ」 感情訴求(未来想起)
アロマ・リラク 「何も考えずに“ふわっと軽くなる”時間」 感覚訴求(体験連想)
整体・小顔 「“痛くないのに変わる”を実感」 驚き訴求(ギャップ効果)
自宅・個人 「あなたにだけ、心から整う時間を」 信頼訴求(パーソナル)

💡「うまいコピー」より「感じるコピー」。
目立たなくても、**“自分ごとに変換される”**言葉が最も強いです。

🕊3. 書くときのNGパターンと修正例

NGパターン 問題点 修正例
「今だけ!」「割引実施中!」 安売り印象で信頼低下 「あなたのご褒美時間を応援します」
「結果に自信あり!」 抽象的で伝わらない 「“また来たい”と思える施術を」
「心も体もリラックス」 汎用的すぎる 「“寝落ち率90%”の癒し時間」
  • 「数字+感情」で具体性と安心感を両立。

  • 「お客様の声」から生まれた言葉が最も共感を呼びます。

💬キャッチを作る5分ワーク(実践ステップ)

  1. ノートに「お客様が言ってくれた言葉」を3つ書く

  2. その中から“感情が入っている言葉”を選ぶ

  3. 「〜なあなたへ」「〜時間」などの型にはめる

  4. 口に出して読んで、違和感がないか確認

  5. 伝わるまで“削る勇気”を持つ

✨言葉は飾るより、削るほうが信頼に近づく。

「安く見せずに」伝える価格・メニュー表のデザイン術

多くのサロンがつまずくのが、「価格の見せ方」。“安く見せよう”とすると、逆に「安っぽく」映ってしまうことがあります。

お客様は「安さ」よりも、「この価格でこの人なら信頼できる」と感じたいのです。

🌿1. 価格よりも“体験価値”を先に見せる

表現タイプ NG例(安く見える) OK例(信頼が伝わる)
数字強調 「今だけ3,000円OFF!!」 「あなたの心と肌を整える時間 7,800円」
メニュー順 安い順に並べる 人気順・おすすめ順に並べる
単位表記 「60分 5,000円」 「約60分(初回カウンセリング込)7,800円」
  • 「価格」ではなく「意味」を添える。

  • 単なるメニュー表ではなく、「この金額で得られる安心」を感じさせる構成に。

💎2. メニュー表の構成テンプレート(信頼が伝わる順番)

セクション 内容 目的
① サロン理念 “どんな想いで施術しているか” 共感・信頼形成
② 人気メニュー3選 ベスト3だけを目立たせる 選びやすさ
③ オプション・特典 上品に小さく掲載 価値補足
④ 料金一覧 メイン価格を中央に配置 価格の安心感
⑤ 予約案内 LINE・QR導線へ自然に流す 行動促進

🩷“おすすめ3つ”だけを丁寧に見せると、「選びやすさ」と「信頼性」の両方が上がります。

🌸3. フォント・色・余白の使い方で「上質感」を出す

要素 効果的な使い方 NG例
フォント 明朝体・細めゴシック 太字ゴシック・手書き風すぎ
ベージュ・グレージュ・ゴールド系 ビビッドカラー
余白 各メニュー間に1行以上 枠で囲みすぎる

💡印象心理

  • 余白が多い=時間に余裕がある=「上質」

  • 文字が詰まっている=忙しそう=「安さ」

🌿価格の安心感は「数字」ではなく「デザインの呼吸」で伝わります。

サロンオープン時に効果的な配布・設置ポイント

チラシは「どこに置くか」で反応が10倍変わります。

闇雲にポスティングするよりも、“想いが届く人に届く場所”に配ることが大切です。

🌷1. 自宅サロンに向く「反応の出やすい場所」

配布場所 特徴 ポイント
美容室・カフェ・ネイルサロン 美意識が近い顧客層 「紹介カード形式」で置かせてもらう
医療機関・整骨院 健康志向の女性が多い スタッフに声をかけて許可を得る
地域フリーペーパー 年齢層・地域性が合う 手書き感あるデザインで差別化
SNS連携ポスト QR付き写真投稿 実際の紙チラシとデジタル導線を融合

💬コツ

  • 「ばらまく」より「共鳴する場所に置く」。

  • 相手の空間(店舗や院)に“メリット”がある置き方を意識する。

💌2. 置き方・渡し方の工夫で印象を変える

シーン NG例 OK例
店舗設置 無造作に積む 封筒・木製トレーに1枚ずつ並べる
手渡し 「チラシどうぞ」 「想いをまとめた小さな案内をお渡ししてます」
郵送 紙1枚のみ 手書きメッセージを添える

🩷魔法の一言:「ご縁を感じた方にだけお配りしています」
たった一言で、“特別な存在”に変わります。

💫3. チラシ→紹介→再来の“循環導線”を意識する

理想は「1枚のチラシが、紹介を生むこと」。

配布後の“反応フォロー”ができる仕組みを、最初から組み込んでおくのがポイントです。

ステップ 目的 行動例
① 配布 初接触 カフェ・美容室に設置
② LINE登録 親近感 自動返信で「ご覧いただきありがとうございます」
③ 来店 体験 サロンでの満足体験を演出
④ 紹介 信頼循環 既存客に紹介カードを手渡し

💬導線の意識:「配ったら終わり」ではなく、「反応してもらう流れ」をデザインする。

関連:紹介したくなるサロンの紹介カード|心理・文面・デザインの作り方まで完全ガイド

手書きチラシ×SNSを組み合わせて反応を最大化する方法

「紙のチラシは古い」と思われがちですが、実は今、“SNSとのハイブリッド活用”で再注目されています。

特に自宅サロンでは、“リアル×デジタル”の組み合わせが最も反応を生む導線になります。

💎1. 紙チラシは「共感の入口」、SNSは「信頼の継続」

メディア 役割 目的
紙チラシ 想いを届ける・初接触 「この人に会いたい」と思わせる
SNS(Instagram/LINE公式) 信頼・日常発信 来店後の関係構築・紹介循環

🌷チラシは“出会いのきっかけ”、SNSは“関係を育てる場所”。両者を組み合わせることで、リピートと紹介の連鎖が生まれます。

🌿2. QRコードの先に“感情が動く投稿”を用意する

チラシに載せるQRの先は、必ず「行動を後押しする投稿」に。
例として反応率が高いのは以下です。

🩷反応が出やすい投稿例

  • 「施術ビフォーアフター」よりも「お客様の声+想い」

  • 「キャンペーン」よりも「日々のひとこと発信」

  • 「営業感」よりも「日常の一枚+ありがとうの言葉」

💡コツ:QRを読み取った瞬間に「この人、信頼できる」と思える投稿にしておくこと。つまり、“最初に読まれる投稿=チラシの続き”として設計するのが理想です。

💫3. 投稿→チラシ→来店をつなぐ“循環型導線”

ステップ 行動 工夫ポイント
① SNSで知る リール・投稿・ストーリー 「チラシ配布中」など発信
② チラシを見る 紙で深い共感 想いと体験価値を明文化
③ LINE登録 行動への安心導線 QR+一言メッセージ
④ 来店 体験・信頼形成 感謝メッセージを添えて再接触
⑤ SNSで紹介 信頼の循環 投稿でお客様の声を再共有

🕊ポイント:オンラインで“知る”→オフラインで“感じる”→再びオンラインで“共感が広がる”。この“感情の循環”を作れたサロンは、広告費ゼロでも紹介が止まりません。

よくある質問Q&A10選

Q1. 手書きチラシって、プロのデザインより本当に効果ありますか?
A1. はい。自宅サロンでは「温かさ」「人柄」が信頼に直結します。手書きは“人の手のぬくもり”を感じやすく、デザインよりも共感力で勝負できます。

Q2. どんな紙を使うと高級感が出ますか?
A2. マット紙または厚手上質紙がおすすめです。光沢よりも“落ち着いた質感”が「丁寧な人」という印象を与えます。

Q3. 色は何色を使えば反応が上がりますか?
A3. 自宅サロンでは、白×ベージュやピンクベージュなどの“やさしい色味”が最も信頼感を与えます。ビビッドカラーは「広告っぽさ」が出るので避けましょう。

Q4. チラシに写真は何枚くらいが最適ですか?
A4. 1〜2枚で十分です。多くても3枚以内に抑えることで、余白が生まれ、上質な印象になります。

Q5. チラシのキャッチコピーはどう作ればいいですか?
A5. 「行きたくなるエステ チラシ」のようなクエリに沿って、“効果”ではなく“感情”を動かす言葉に変換しましょう。例:「結果に自信あり」より「“また頑張れそう”と思える60分」。

Q6. チラシの裏面はどう使えばいいですか?
A6. 裏面には「あなたの想い」や「お客様の声」を載せるのがおすすめ。信頼形成に一番効果があります。

Q7. QRコードは複数載せてもいいですか?
A7. 1つに絞りましょう。選択肢が多いと人は迷って行動しません。目的(LINE登録や予約)を一つに明確化してください。

Q8. 手書きチラシにミスが出たらどうすれば?
A8. 消すよりも、あえて線を引いて書き直すと“人らしさ”が出ます。完璧より誠実さが伝わる方が信頼を得られます。

Q9. チラシの配布はどのくらいの頻度で行うべき?
A9. 月1回ペースがおすすめです。定期的に目に触れることで“信頼の積み重ね”が起き、紹介につながります。

Q10. SNSと併用する場合、投稿の頻度は?
A10. 週2〜3回のペースでOKです。毎日投稿よりも、“丁寧に伝える内容”の方が印象に残ります。

売れるエステチラシの作り方は?手書きで集客できる自宅サロン型デザイン完全ガイドのまとめ

1️⃣ チラシは“配るもの”ではなく、“想いを届けるツール”
2️⃣ デザインよりも「感じ方」で決まる
3️⃣ 手書きチラシでも十分に集客できる
4️⃣ 色・紙質・フォントのトーンをそろえる
5️⃣ 価格は“体験価値”で伝える
6️⃣ QRコードの先に“信頼の投稿”を置く
7️⃣ 紙×LINE×SNSで“循環導線”をつくる
8️⃣ 配布は“数”より“共鳴する場所”へ
9️⃣ 行きたくなる売れるエステのチラシは、“余白”がカギ
🔟 紹介が続くサロンには、“信頼の循環”がある

【本記事の関連ハッシュタグ】

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