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【2025年版】LINE予約システムおすすめ7選と個人サロン・自宅エステに無料で導入する方法

LINE予約システムおすすめ7選

小さなサロン構築専門家の鈴木夏香です。

電話対応やDM返信に追われて、予約管理が後回しになっていませんか?

実は「LINEだけで予約を完結できる無料システム」がサロン業界(個人サロン・自宅サロン含む)で急速に広がっています。

この記事では、2025年最新版のLINE予約システムおすすめ7選を比較しながら、初心者の方でも1日で導入できる方法を具体的に解説します。

ホットペッパーに頼らず、LINEでリピート予約が続く“自動集客の仕組み”を整えていきましょう。

この記事の4つのポイント
  • 📌個人サロン・自宅エステでも使えるLINE予約システムの仕組みをわかりやすく解説
  • 📌2025年最新版|無料で使えるおすすめ7選を比較表つきで紹介
  • 📌リマインド送信・顧客カルテなど便利機能を最大限活かす設定方法を解説
  • 📌1日で導入完了できる実践チェックリストとトラブル回避ポイントも

 

*鈴木夏香の詳しいプロフィールはこちらをご覧ください

無料で使えるLINE予約システムの選び方とおすすめ7選

LINE予約システムとは?個人サロンが導入すべき理由

💡 なぜ「LINE予約システム」が今、注目されているのか?

  • 日本のスマホユーザーのうち、約9,500万人超がLINEを日常的に使用⇒ 予約導線を“お客様の日常アプリ”に置ける。

  • “電話+DM”管理の手間

    • 空き枠確認 → メッセージ返信 → 手動で予約記録 → という流れが非効率

    • 対してLINE予約:24時間受付・カレンダー連動・自動通知で対応でき、人件・時間コストを大幅削減。

個人・自宅サロンが導入すべき「3つの明確な理由」

  1. ハードルが低く、導入・運用ともに負担軽

    • LINE公式アカウント(OA)は無料で開設可能。初期費用ほぼゼロ。

    • お客様側も「わざわざ別アプリをダウンロード/会員登録」不要。敷居が低い。

    • ⇒「顧客離れ=予約機会損失」のリスクを極小化できる。

  2. 予約受付〜来店〜フォローまで“一気通貫”で自動化が可能

    • リッチメニューで「予約はこちら」ボタンを設定 → 予約ページへ誘導

    • 予約確定後、トーク自動送信で「確認」「リマインド」対応

    • 来店後もフォロー配信で「次回来店」促進

    • ⇒「再来店率アップ」「キャンセル減少」「作業時間削減」の三重メリット。

  3. ホットペッパーなどの外部プラットフォーム依存から脱却できる

    • ホットペッパー等ポータルでは広告費+手数料が高く、集客にコストがかかる。

    • 自社LINE予約なら、広告費0円でも“リピート+直予約”導線を構築可能。

    • ⇒安定収益・ブランディング強化につながる。

🎯 導入前チェックリスト

  • ✅ LINE公式アカウント開設済/プロフィール・リンク整備

  • ✅ トーク画面に「予約する」リッチメニュー設置

  • ✅ 無料プランで使える予約ツール(例:tol・STORES予約・Liny)を選定

  • ✅ カレンダー同期/空き枠反映/自動通知が使えるか確認

  • ✅ お客様への案内文・自動返信メッセージテンプレート作成

  • ✅ 個人情報の取り扱いや通知の仕組み(ダブルブッキング防止)を担保

無料プランでも使えるLINE予約システムの基本構造

💬 まず知っておきたい:「LINE連携型」と「LINE内完結型」の2タイプ

個人サロンがLINE予約を導入する方法は、大きく次の2つに分かれます。

タイプ 概要 代表ツール 向いている人
LINE連携型 外部の予約ツール(tol・STORES予約など)をLINEと連携し、
空き枠・自動通知を行うタイプ
tol/STORES予約/Liny/ペライチ予約 機能をしっかり使いたい人/スタッフ複数
LINE内完結型 LINE公式アカウント内で「リッチメニュー+フォーム」などを使って自作 Googleフォーム+スプレッドシート+Make/Zapier シンプル運用派・コスト0で始めたい人

💡 無料で始めるなら、まずは①の「LINE連携型」から。連携ツールが自動通知やカレンダー管理を担ってくれるため、操作・設定の難易度が低いです。

無料プランで使える代表的な機能一覧

機能 内容 無料プラン対応
予約フォーム作成 空き枠やメニューを登録し、LINEから直接予約できるページを生成
自動返信メッセージ 「ご予約ありがとうございます」などを自動送信
カレンダー同期 Googleカレンダーと連動してダブルブッキング防止 ✅(一部制限あり)
リマインド通知 来店前日に自動メッセージを送信 ⭕(tol/Liny対応)
顧客管理カルテ 来店履歴やメモを保存・分析 △(無料は制限)
予約分析レポート 月別件数やリピート率の可視化 ❌(有料版のみ)

✅ 補足: tol と Liny は無料でもリマインド通知・顧客タグ機能を利用可能。STORES予約は決済やスタッフ別カレンダーを使う場合にのみ有料化が必要です。

🪄 初期構築の流れ(無料でここまでできる)

  1. LINE公式アカウントを開設(無料)

  2. 外部ツールを選択・連携(tol/Liny/STORES予約など)

  3. リッチメニューに「予約はこちら」ボタンを設置

  4. 自動返信メッセージを設定(来店確認・キャンセル案内)

  5. テスト予約で動作確認 → 公開開始

💡 これだけで「24時間自動で予約が入る仕組み」が完成します。特別なシステム知識やコーディングは不要です。

🌸 導入イメージ

[LINE公式アカウント]
└─ リッチメニュー(予約ボタン)
└─ 外部予約ツール(tol等)
└─ カレンダー同期・自動返信・リマインド通知

つまりLINE予約とは、「LINE=受付窓口」「外部ツール=管理バックヤード」という二層構造で動く仕組みです。

カフェでサロンの予約をする女性

【2025年版】LINE予約システムおすすめ7選

💎 2025年最新版:サロンオーナーが選ぶ“無料で使える”信頼の7ツール

予約を「24時間自動化」し、しかも「無料」で始められる──
そんな時代にいち早く対応しているツールを厳選しました。
それぞれの強み・得意分野が異なるため、自分のサロンのタイプに合わせて選ぶのがポイントです。

🏆 LINE予約システムおすすめ7選(2025年10月最新版)

ツール名 無料プラン 主な特徴 サロンとの相性 リマインド/顧客管理 公式サイト
freee予約(旧tol) 個人事業主・自宅サロン向け。LINE連携・自動返信・顧客タグ管理も可 ★★★★★ ✅/✅ https://tol-app.jp
STORES予約 ネット決済・スタッフ別管理・Googleカレンダー連携が充実 ★★★★☆ ✅/✅ https://stores.jp/reserve
Liny(リニー) LINE配信に特化。タグ管理・セグメント配信でリピート率UP ★★★★☆ ✅/✅ https://liny.jp
リザーブリンク △(制限あり) 顧客カルテ連携や多店舗管理も可能。規模拡大時に強い ★★★☆☆ ✅/✅ https://reservelink.jp
ペライチ予約 LP+予約ページを一体化。ビジュアル訴求に強い ★★★☆☆ ✅/△ https://peraichi.com
formrun+LINE通知連携 高度なフォーム設計が可能。Zapier/Makeで自動化 ★★★☆☆ ✅/△ https://form.run
Googleフォーム+Make(自作) 完全無料で柔軟。ノーコードで通知まで実現 ★★★☆☆ △/△

🎯 目的別おすすめ早見表

目的・状況 おすすめツール 理由
初めてLINE予約を導入したい freee予約(旧tol) 登録30秒。LINE連携が最もシンプル。初心者でも設定ミスが少ない。
スタッフ別カレンダー・顧客分析を使いたい STORES予約 有料化で業務レベルを拡張できるスケーラブル設計。
リピート導線・メッセージ配信も重視したい Liny ステップ配信とタグ配信で「次回来店導線」が強い。
完全無料で試したい Googleフォーム+Make連携 成長に合わせて拡張できる柔軟性が魅力。
サイトと連動してブランド力を上げたい ペライチ予約 デザイン重視サロンに最適。LP兼予約ページが簡単に作れる。

📊 人気上位3ツールの共通点(freee予約/STORES予約/Liny)

  • LINEとの親和性が高い(API連携・自動通知対応)

  • 無料プランでも自動返信・リマインド送信が可能

  • 顧客カルテ/メモ/タグ管理で次回来店率を高められる

  • 個人~小規模サロンに最適化されたUI・初期導線設計

💡 特に「freee予約(旧tol)」は、LINE公式との接続が数クリックで完了し、予約確定通知・リマインド・顧客メモが自動化されるため、「PCが苦手でもすぐ使える」 という点で頭ひとつ抜けています。

導入ステップ例(freee予約の場合)

① LINE公式アカウント開設(無料)

② freee予約に無料登録(30秒)

③ メニュー・施術時間・空き枠を設定

④ LINEリッチメニューに予約URLを設置

⑤ テスト予約 → 自動通知確認で完了!

✅ 初期費用:0円
✅ 必要スキル:スマホ/PC操作レベル
✅ 稼働時間:設定30分 → 即運用開始

  • ⚠️ 無料プランでも「通知上限数」に注意(例:Linyは月500通まで無料)

  • ⚠️ 顧客情報のバックアップ設定を忘れずに(CSV出力推奨)

  • ⚠️ リマインド配信の時間設定(深夜送信にならないよう調整)

  • ⚠️ スマホ・PCの双方で表示テストを実施

サロンのタイプ別・LINE予約システムの選び方マップ

💬 どのツールを選べばいいか迷ったら──「あなたのサロンタイプ」で判断!

ツールの機能を比べるよりも、自分の運営スタイルに合っているかが重要です。

以下のマップで、自分のサロンタイプに近いところから見てみましょう。

🪄 タイプ別おすすめマップ

あなたのサロンタイプは?

【A】自宅サロン/ひとり運営
→ freee予約(旧tol)
・無料でLINE連携
・スマホだけで管理完結
・リマインド/顧客メモも自動化
→ 代替案:Googleフォーム+Make(完全無料)

【B】スタッフ複数/予約が重なりやすい
→ STORES予約
・スタッフ別スケジュール管理
・Googleカレンダー自動同期
→ 補足:リザーブリンク(多店舗展開時)

【C】オンライン講座・カウンセリング中心
→ Liny
・ステップ配信+タグ配信で再来導線強化
・予約だけでなく“教育配信”まで自動化
→ 補足:formrun+LINE通知でアンケート自動返信

【D】デザイン・世界観重視/HP連動型
→ ペライチ予約
・LP+予約導線を一体化
・「見た瞬間に行きたくなる」ブランド演出が得意

個人サロンオーナー

🎯 選び方のコツ

判断軸 優先すべき機能 該当ツール
予約の手軽さ・低コスト 自動返信・スマホ管理 freee予約(旧tol)
多人数管理・分析 カレンダー同期・顧客管理 STORES予約/リザーブリンク
メッセージ・リピート強化 タグ配信・リマインド Liny/formrun
デザイン・印象重視 LP一体型・ビジュアル導線 ペライチ予約

「最初から完璧を目指さない」のがコツ。まずは freee予約(旧tol)の無料プランなど、“最小限で自動化できる環境” から始めて、顧客数やスタッフ数の増加に合わせて上位プランや別ツールへ乗り換えればOKです。システムは“作り込む”よりも“育てていく”イメージで捉えると失敗しません。

LINE公式アカウントだけで予約機能を作る方法

💬 外部ツールなしでも、ここまでできる!

「外部連携は難しそう…」

そんな方でも大丈夫です。LINE公式アカウント(無料)だけで予約受付を完結させるシンプル構成をご紹介します。

🪄 構成イメージ

LINE公式アカウント
├ リッチメニューに「予約する」ボタンを設置
│   ↓
├ Googleフォームで予約内容を送信
│   ↓
└ スプレッドシートに自動記録 → LINEで返信通知

※自動通知を完全に行いたい場合は、MakeやZapierで「フォーム送信→LINE通知」を連携可能。コード不要で設定できる“ノーコード運用”です。

手順(無料でできるベーシック構築)

  1. LINE公式アカウントを開設
     - 無料プランでOK。
     - 「応答メッセージ」と「リッチメニュー」を有効化。

  2. Googleフォームを作成
     - 項目例:名前/希望日時/メニュー/連絡先
     - 回答をスプレッドシートに自動記録。

  3. フォームURLをLINEに設置
     - リッチメニューに「予約はこちら」ボタンを追加。
     - タップするとGoogleフォームが開くよう設定。

  4. 返信テンプレートを設定
     - 自動応答メッセージ例:
    > 「ご予約ありがとうございます。内容を確認後、折り返しご連絡いたします。」
     - 個別対応メッセージも事前登録しておくと時短。

  5. 通知を自動化(任意)
     - Make/Zapierを利用して「新規フォーム送信 → LINE通知」を設定。
     - スプレッドシート更新をトリガーにメッセージ送信可能。

💡 無料構成でも実現できるポイント

機能 実現方法 費用
予約フォーム Googleフォーム 0円
顧客情報管理 スプレッドシート 0円
自動返信 LINE応答メッセージ 0円
通知自動化 Make/Zapier(無料枠あり) 0円~

📍 “無料でここまで自動化できる” のがLINE公式の強み。慣れたら freee予約 など外部ツールに移行すればOKです。

  • 予約数が月10件以内なら、この構成で十分運用可能。

  • リッチメニューを「メニュー/予約/アクセス」で3分割し、常設導線を作る。

  • 返信メッセージに「次回予約はこちら」リンクを添えると再来店率が上昇。

無料プランと有料プランの違い・切り替えの目安

💬 「無料で十分?」それとも「有料にすべき?」を見極めよう

LINE予約システムは、無料プランだけでも実用的。

ただし、「通知数の上限」や「データ分析」を超えたくなったときが、切り替えのサインです。

主な機能比較表(2025年最新版)

機能 無料プラン 有料プラン
LINE連携/予約フォーム
自動返信・リマインド ✅(制限あり) ✅(無制限・時刻指定可)
顧客カルテ・タグ管理 △(制限付き) ✅(詳細分析対応)
メッセージ送信数 月500通まで(LINE公式無料枠) 上限拡張+ステップ配信可
スタッフ別スケジュール管理
予約分析レポート
広告・ブランドロゴ非表示 ✅(自社ブランド統一)

💡 無料でも「予約受付〜自動返信」までは十分カバーできます。分析・顧客管理を強化したい段階で、有料化を検討すればOKです。

📈 有料化のタイミング目安(チェックリスト)

サイン 説明
✅ 月間予約数が50件を超えた 手動対応より自動配信を強化するタイミング
✅ 顧客データを蓄積し、再来率を上げたい タグ配信・分析レポートが必要に
✅ 複数スタッフ・複数メニューを扱う カレンダー同期・担当者指定が有効
✅ ブランドイメージを整えたい 有料版では自社ロゴ/デザイン統一が可能
  • 無料で「LINE連携・リマインド・自動返信」は十分体感可能。

  • 運用が軌道に乗り、「分析・拡張・ブランド化」を求める段階で有料へ。

  • 無理に課金せず、「必要になったときに切り替える」のが最も効率的。

LINE予約システムでサロン集客を安定させる実践方法

予約が入るLINEメッセージ設計3ステップ

💬 メッセージの設計で「来店率」が変わる

同じLINE公式でも、書き方ひとつで反応率が2倍以上違うのが現実。ポイントは「共感 → 安心 → 行動」の3ステップを自然に作ることです。

🪄 ステップ①:最初のメッセージで“安心感”を伝える

読者は「LINE=気軽」だからこそ、営業色を感じると離脱します。

最初のメッセージでは、信頼を得るトーンを意識しましょう。

📍テンプレ例

はじめまして。○○サロンです🌿
このLINEでは、空き状況や季節限定メニューをいち早くお届けします。
ご予約・ご相談もこちらからお気軽にどうぞ☺️

  • 名乗り+受け取るメリットをセットで伝える

  • 絵文字を1〜2個だけ使い、柔らかく・安心感を演出

🪄 ステップ②:「予約の行動導線」をわかりやすく置く

  • トーク画面上部に リッチメニュー を常設

  • メッセージ内で「予約はこちら👇」のように明示

  • クリック先は freee予約/STORES予約/Googleフォーム いずれかのURL

💡おすすめ構成

┏━━━━━━━━━━━━━┓
🌸ご予約はこちら🌸
👉【URL】
キャンセル・変更もこのLINEでOKです!
┗━━━━━━━━━━━━━┛

🪄 ステップ③:来店後フォローで“次回来店”を促す

お礼+次回提案を、1〜2日後に自動送信するのがベスト。
Linyやfreee予約ならリマインド+フォロー配信が無料枠でも可能。

📍テンプレ例

ご来店ありがとうございました🌷
次回のご予約もLINEから24時間OKです。
来週まで限定で【ヘッドスパ20%OFF】ご案内中です💆‍♀️

  • 感謝→特典→行動の流れを自然に

  • “LINE限定”を強調するとクリック率UP

キャンセルを防ぐ自動リマインド設定法

💬 「うっかり忘れ」を防ぐのは“リマインドのタイミング”

当日キャンセルの多くは「悪意」ではなく“うっかり忘れ”。

だからこそ、リマインドを仕組み化することが売上安定のカギです。

自動リマインドの仕組み

・予約確定
↓(自動)
・前日18時:来店リマインド送信

・当日朝:簡単リマインド+アクセス案内

・来店後:お礼+次回提案

📍 freee予約(旧tol)/Liny/STORES予約 はすべてこの流れを自動化可能。特に freee予約 は「前日18時」「当日朝9時」など時間指定も対応。

🪄 リマインドメッセージのテンプレ例

前日送信(安心+期待)

明日はご来店ありがとうございます🌸
ご予約内容:○○メニュー/○時〜(所要60分)
ご来店を心よりお待ちしております☺️
※キャンセル・変更はこのLINEでご連絡ください。

当日朝送信(再確認+アクセス)

おはようございます☀️
本日は○○サロンでのご予約日です。
ご来店前にこちらからアクセスをご確認ください👇
【GoogleマップURL】

来店後(感謝+次回誘導)

ご来店ありがとうございました🌿
次回予約もLINEから24時間受付中です✨

💡 成功しているサロンが意識している“3つのリズム”

リズム 内容 ポイント
🕓 前日リマインド 来店準備・再確認 「明日は楽しみにしています」など柔らかい表現
🌅 当日朝リマインド 忘れ防止 短文+地図URLで開封率UP
🌙 来店後フォロー 再来店導線 「お礼+限定案内」で次回率UP

🧭 設定のベストプラクティス(2025年最新版)

ツール 設定方法 おすすめ時間
freee予約(旧tol) 「自動通知」→「リマインド設定」からON 前日18時・当日9時
Liny ステップ配信で来店日タグに基づき送信 前日昼12時
STORES予約 通知テンプレート管理からON 前日20時

💬 「前日夕方+当日朝」が最も効果的。1回だけでは“見落とし”、2回送ることでキャンセル率30%減(自社比較データ)。

顧客カルテ・売上分析でリピート率を高める仕組み

💬 データは“営業トーク”よりも強いリピート導線

リピート率を上げる最大の鍵は「感覚ではなく記録」。来店履歴やメニュー傾向をデータ化すると、次の提案が“的確で自然”になります。

📘 無料でも使える顧客カルテ管理の基本機能

機能 内容 対応ツール
来店履歴 予約日・施術内容を自動記録 freee予約/STORES予約/Liny
顧客メモ 施術の感想・好みを簡易メモ freee予約(顧客詳細画面)
タグ分類 「新規」「リピート」「VIP」など分類管理 Liny/STORES予約
分析レポート 月別予約数・リピート率表示 STORES予約(無料枠あり)

📍 freee予約(旧tol) は顧客カルテをCSV出力可能。無料でも「顧客別の来店履歴」が一覧化でき、リピート分析に十分使えます。

🪄 顧客分析でわかる「改善のヒント」

データ 分析の視点 改善アクション
来店周期が60日以上の顧客 期間が空く傾向 45日後にLINEでフォロー配信
1回のみ来店顧客 初回来店率高 初回来店後48時間以内にお礼+再来案内
特定メニューの利用者が集中 人気施術の把握 セットメニュー・回数券を提案

💡 数値の裏に「次の一手」が隠れています。“誰が”“いつ”“何を”受けたかを一覧化するだけでも改善余地が見えます。

無料でできる簡易売上ダッシュボード(スプレッドシート活用)

日付 | 顧客名 | メニュー | 料金 | リピート区分
3/10 | A様 | フェイシャル60分 | 6,000円 | 新規
4/25 | A様 | フェイシャル60分 | 6,000円 | リピート

✅ 条件付き書式でリピート率を自動色分け
✅ 平均単価・月間売上を自動計算式で算出
⇒ 無料でも“見える化”が実現します。

🎥 関連動画:サロンの未来の売上が変わる!サロアカコンパス

数字を“楽しみながら”未来の売上戦略に変える──個人サロンのための未来設計アプリ「サロアカコンパス」について詳しく解説していますのでよかったらあわせてご覧ください。

無料プランでも顧客カルテの活用でリピート率を上げられますが、さらに一歩進めて「未来の売上を可視化したい」方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ホットペッパー卒業サロンの成功事例(2店舗紹介)

💬 「掲載をやめたら終わり」ではなく「LINEで伸びた」実例

「ホットペッパーをやめたらお客様が減るのでは?」──

実は、LINE予約へ完全移行して“安定集客”を実現したサロンが増えています。

ここでは実際に成果を上げた2店舗のリアルな変化を紹介します。

🩵 事例①:自宅エステサロンA様

Before(ホットペッパー依存期)

  • 掲載費:月3.5万円

  • 新規集客は多いがリピート率40%前後

  • DM返信に1日1〜2時間

After(LINE予約導入3か月)

  • 掲載費:0円(LINE公式+freee予約に完全移行)

  • リピート率:78%へ上昇

  • 返信対応:ほぼ自動化(freee予約の自動通知+リマインド活用)

💡 オーナーの声

「“LINEでつながる関係性”ができたことで、紹介予約も増えました。お客様の生活に近い場所で接点を持てるのが強みですね。」

💛 事例②:整体サロンB様

Before(ホットペッパー中心期)

  • 広告費:月5万円

  • 月予約数:60件(うち新規40件)

  • リピート客:20件前後

After(Liny導入4か月)

  • 広告費:0円

  • 月予約数:90件(リピート率80%)

  • 自動配信ステップで「施術→次回予約→リマインド」完全自動化

💡 オーナーの声

「Linyのタグ配信で“次回フォロー”が自動化。集客に追われる感覚がなくなり、施術に集中できています。」

📊 Before→Afterの成果比較

指標 ホットペッパー掲載期 LINE予約移行後 改善率
広告費 月3〜5万円 0円 100%削減
リピート率 40〜50% 75〜80% +30pt
平均予約単価 約6,000円 約8,000円 +33%
予約対応時間 1日1時間以上 15分未満 −75%
  • “人”が返信する時間を“システム”に任せた

  • LINEで顧客と直接つながり、再来導線を作った

  • 無料ツール(freee予約・Liny)を上手に活用

👇ちなみにホットペッパービューティーの無料掲載プランは既に今年2025年から大きく変更されています。詳しくは【2025年版】ホットペッパービューティー無料掲載プランの仕様変更とは?検索表示終了後の集客対策は?で解説していますので是非参考にされてください。

導入前に知っておきたいトラブルと回避法

⚠️ 「無料だから簡単」と油断すると失敗する

LINE予約は手軽に見えますが、初期設定の抜けや通知トラブルが起こると“予約が入っていたのに気づかなかった…”という致命的なミスに。

導入前に、次の3点だけは必ず確認しましょう。

🧭 よくあるトラブルと防止策

トラブル例 原因 回避法
📱 通知が届かない スマホ側の通知設定OFF、または外部連携の権限切れ 「連携アプリの再認証」+「LINE通知ON」を定期確認
🔄 ダブルブッキング カレンダー連携なしで手動管理 Googleカレンダーと同期し、自動ブロックを有効化
💬 メッセージが未送信 無料枠(500通)を超過 月初に送信数をリセット、または必要時のみ配信
🗓 メニューや料金が古いまま表示 更新を忘れている 月1回の「リッチメニュー定期点検」推奨
🔐 個人情報管理ミス 顧客メモを個人LINEに保存 顧客情報はツール内またはスプレッドシートで統一管理

「設定は一度で終わり」ではなく「月1メンテナンス」で安定稼働。通知・メニュー・顧客データの3項目だけ確認すれば、事故リスクはほぼゼロです。

*トラブルの9割は“設定漏れ”と“確認不足”。逆に言えば、最初の1時間でしっかり整えるだけで、半年以上ノートラブルで運用できるのがLINE予約の魅力です。

👇LINE予約システムは非常に便利ですが、「連絡手段がLINEだけ」という運用は危険です。アカウント凍結・不具合・通知漏れなどが起こると、予約の機会を失うリスクがありますので以下の動画も見ておいてください。

導入から運用までを1日で完了させるチェックリスト

💬 「明日から運用できる」ための最短ルート

導入に時間をかけすぎるとモチベーションが下がります。

このチェックリスト通りに進めれば、最短1日でLINE予約システムが稼働開始できます。

🧭 ステップ別フローチャート

アカウント開設

外部ツール連携(freee予約/Liny)

リッチメニュー設置

自動返信メッセージ設定

テスト予約&通知確認

初期運用スタート

「これさえやれば動く」簡易チェック表(10項目)

No 作業項目 内容 完了欄
1 LINE公式アカウントを開設 無料プランでOK。名前・業種登録。
2 応答メッセージをON 「ご予約ありがとうございます」など自動返信設定。
3 リッチメニューを作成 「予約」「メニュー」「アクセス」を配置。
4 外部ツールを選択 freee予約・Liny・STORES予約のいずれかを選ぶ。
5 予約URLをリッチメニューに貼付 トーク画面から1タップで遷移できるよう設定。
6 カレンダー連携を有効化 ダブルブッキング防止。Googleカレンダー推奨。
7 自動リマインドを設定 前日+当日通知でドタキャン防止。
8 テスト予約を実行 通知・返信・リマインド動作を確認。
9 顧客メモ/タグ分類を設定 再来店フォローに備えて管理整備。
10 月1回メンテナンスを予定化 メニュー更新・通知枠確認を定期実施。

よくある質問Q&A10選

LINE予約システムを導入したサロンオーナーさんたちからよく寄せられる質問をまとめました。

Q1.LINE公式アカウントは本当に無料で使えますか?
A. 無料です。フリープランで開設・運用でき、月500通までメッセージ送信可能。リッチメニューや自動返信も無料で使えます。

Q2.freee予約(旧tol)はスマホだけで管理できますか?
A. 可能です。スマホのブラウザで予約受付、顧客カルテ確認、自動通知の設定まで完結します。

Q3.外部ツールを使わずにLINEだけで予約を完結できますか?
A. できます。リッチメニューにGoogleフォームURLを設置し、スプレッドシートで記録すれば運用可能。通知はMake/Zapierで自動化できます。

Q4.キャンセルを減らす一番効果的な方法は?
A. 「前日+当日朝」の2段階リマインドです。前日は確認、当日は忘れ防止の短文で送ると効果が高いです。

Q5.顧客情報の安全管理はどうすべき?
A. 顧客データはツール内またはスプレッドシートに限定して一元管理。個人LINEや端末メモへの転記は避けましょう。

Q6.複数スタッフの予約を同時に管理できますか?
A. 可能です。STORES予約やリザーブリンクの有料プランでスタッフ別スケジュールやダブルブッキング防止に対応します。

Q7.無料プランのメッセージ上限を超えるとどうなる?
A. 配信が停止します。配信通数を月初に確認し、必要ならLINE公式の上位プランへ切り替えましょう。

Q8.InstagramからLINE予約へ誘導できますか?
A. できます。プロフィールリンクやハイライトにLINE公式URLを設置し、Instagram→LINE→予約の導線を作ります。

Q9.ホットペッパーからLINE予約へ移行する際の注意点は?
A. 掲載終了の1か月前からLINE予約導線を公開して重複運用するのが安全。内部リンクで仕様変更記事へも誘導してください。

Q10.最初に選ぶべきツールは?
A. まずはfreee予約(旧tol)がおすすめ。無料でLINE連携・自動返信・顧客管理を体験し、必要に応じてLinyやSTORES予約に拡張しましょう。

【2025年版】LINE予約システムおすすめ7選と個人サロン・自宅エステに無料で導入する方法のまとめ

  • LINE予約システムは無料で導入でき、個人サロンにもおすすめ。

  • freee予約(旧tol)はスマホだけで管理が完結。

  • Googleフォーム連携でも簡単な予約導線を作れる。

  • 前日+当日リマインドでキャンセル率を大幅に減らせる。

  • 顧客データはツール内で安全に管理する。

  • スタッフ複数サロンはSTORES予約で対応。

  • 無料プラン上限を超えたら上位プランへ切り替え。

  • SNSやHPからLINE予約へ誘導して集客を広げる。

  • ホットペッパー移行時は1か月の重複運用が安心。

  • まずはfreee予約から始め、慣れたら拡張していく。

【本記事の関連ハッシュタグ】

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